日々進化し続けているマンションの設備。
毎日の生活は快適に過ごしたいですよね。
タワーマンションは充実した設備が魅力でもあります。
今回は、名前は聞いたことあるけど、実際にどういうものなのかわからないという方のために、主な設備についてご紹介いたします。
■複層ガラス
ただガラスが2枚になっているだけではありません。
2枚のガラスの間に空気(または真空)層を設けることで、断熱性に優れ、省エネに役立ちます。
新築マンションには一般的ですが、夏の日差しを遮ることのできる「Low‐Eガラス」はまだ少ないそうです。
「Low‐Eガラス」は、太陽の日射熱を50%以上カットして、夏は涼しく冬は暖房熱を外へ逃がしません。
冷暖房効率をアップして、節電にも貢献し、紫外線も大幅にカットするので、家具やカーペットの退色も抑えます。
■ハイサッシ
リビングの窓がおおむね220㎝以上の高さのサッシのことをいいます。
天井近くまで窓になるので、リビングが明るくなり、開放感が高まります。
タワーマンションの角部屋の窓などによく見られます。
■床暖房
今やついているマンションがほとんどの床暖房。電気式と温水式(ヒートポンプorガス給湯器)があります。
エアコンをつけなくても暖かく、ホコリが立ちにくいというメリットもあります。
多くはリビングダイニングについており、キッチンなどにあるのは希なお部屋でしょう。
■ディスポーザー
新築タワーマンションでは標準装備のディスポーザー。これがついていないとというお客様もいらっしゃるほど、料理をする人にとっては嬉しい機能です。
キッチンの排水口で生ごみを処理できます。
シンクの下にあるバスケットと呼ばれるスペースに生ゴミを入れ、水を出して蓋をします。
電気スイッチを入れると、中にある粉砕刃が生ゴミを粉砕します。
水を流しながら粉砕処理を行うので、粉砕された生ゴミは水と一緒に流れていきます。
ディスポーザーは下水に流れる前に排水処理槽で浄化処理を行い、生ゴミを取り除いた後に排水される仕組みになっているため、心配無用です。
そのためディスポーザーを使用することにより、環境への負荷は軽減されます。むしろ、焼却処理をする方が、ゴミ収集も含めて環境コストが高いと言われています。
■食器洗浄乾燥機
こちらも標準設備となりつつある設備。食器洗いの時間や水道代を節約できるといわれております。
システムキッチンに内蔵されていることがほとんどなので、収納が削られるととらえられることもありますが、
手洗いよりもパワフルな水流で汚れを綺麗に落とすことができたり、高い水温で油汚れもスッキリ落とせます。
また、汚れが詰まりやすいザルや、すり鉢、スポンジが使えないおろし金なども手軽に洗えます。
家事の効率も上がるので、共働き世代の多い今では確保しにくい家族だんらんの時間もできるでしょう。
■ミストサウナ
バスルームの天井から出る霧状の温水で体をあたため、リラックスできます。
低温で体にやさしいのにしっかり発汗でき、あたたかさは入浴後20分も続くといわれています。
湯船にゆっくり浸かる時間がない時や、忙しい方にもおすすめです。
また、美容効果もあり、通常の入浴(全身浴)に比べて、肌の水分の増加割合が約40%にも増えるという結果もあるようです。
そして血圧や脈拍に与える影響が少なく体への負担が少ないので、小さいお子さんや高齢者の方も安心して利用できます。
■タンクレストイレ
タンクレストイレとは、洗浄水をためておくタンクがついていないトイレのことです。
見た目がスッキリしていておしゃれなので人気のようです。掃除もしやすく、流す水の量も1回あたり3.3~5リットル前後の節水仕様がほとんどです。
停電時が不便だったり、手洗いを別で設けないといけない点もありますので、タンクがついたものでも今は機能が充実しているものもあるので、自分にあった方を選択する方がよいです。
ほかにもたくさんあります。
また次回ご紹介させていただきます。