引っ越したマンションで騒音がひどい、マナーが悪いといったトラブルはよくありますよね。 私も嫌というほど経験しました。夜中や朝方の5時にドンドン音をたててくる下の住人、夜中にお酒を飲んで大人数で騒ぎ立てる学生の隣人。
そのマンションに住んでいた時は管理会社に何度も何度も何度も電話をして注意してもらい、最終的に管理会社は下と隣の住人を強制退去させていました。
きっと他の部屋からの苦情もあったのでしょう。実際、どこからか怒鳴り声が聞こえたこともありました。
そんな私は次の引越し先をファミリー物件にしました。 ファミリー物件なら常識のある人たちが多いと思ったのが理由です。しかし、そんな期待は入居2ヶ月目であっさり裏切られたのです。
その前に、以前住んでいた単身用マンションはゴミ捨て場も汚く、粗大ゴミも平気で放置されており、ポストの周辺も散らかり放題といった、見るからに住人の質の悪さが目立っていました。
私が入居したての頃はそんな事はなかったのですが、住人の入れ替わりが激しい物件でもあったので次第に悪くなっていきました。また、騒音やゴミ出しに関する張り紙も増えました。
そこで、新たに部屋を探す際は➀ゴミ捨て場がきれいか、➁ポスト周辺にチラシが散乱していないか、➂苦情の張り紙がないか、に気をつけました。
では、その3点に気をつけたのに非常識な住人がいたなら参考にならない、と思うかもしれませんが、私は詰めが甘かったのです。
ゴミ捨て場はまあまあ、ポスト周辺はきれい、張り紙は・・・騒音やタバコに関するものはあったのですが、数年前のものだったのであまり気にしませんでした。これが大きな間違いです。
数年前の張り紙をボロボロのまま貼っている時点で管理会社の管理が行き届いていないことを意味します。そんな昔の張り紙、ない方が良いに決まっていますし、ラミネートもしないボロボロのまま放置など良いはずがありません。
例え数年前のことでも、張り紙が貼られている時点でその物件はお勧めしません。
入居2ヶ月目から夜中に騒ぐ子ども(コロナで休校が原因か)、夫婦の笑い声が窓を閉めても聞こえる始末。下の住人の無駄に煩い足音や物音。これらが1回で済むことはありませんでした。
なぜ夜中に騒ぐのか、なぜ夜中にそんなに動くのか、夜中に何を引きずっているのか、不思議で不思議で仕方がありませんでした。
もちろん、管理会社に連絡しましたがライフサポートに連絡してほしいとのこと。そのライフサポートは結局役には立ちませんでしたが、管理会社は全入居者に手紙を投函、住人に聞き取り調査をしてくれました。
しかし、その後も騒音は続き改善されることはありませんでした。前の管理会社のように何度も住人に注意することはなく、建物の管理が行き届いていないとトラブルが起きてもこのような対応になるのか・・・?と感じました。
これらはあくまで一例ですので、これが全てではありません。
しかし、上記であげた3点と、いくら古くても張り紙がある時点で警戒することが質の悪い住人とのトラブルを防ぐことに繋がります。
ちなみに、今は騒音もなく下の住人の足音や物音もぴったり止みました。改善されなかったのにどうやって・・・?と思った方、ネットには様々な対抗法が載っています。私も平穏な日常を取り戻すために色々と考えました。また、最近はエアコンの使用によりどの住人も窓を閉めていることがほとんど。騒ぎ声の解決はきっとそのお陰でしょう。
賃料が上がれば住人の質も上がるわけではありません。この2つは比例しないのです。住人トラブルが原因で引っ越しをお考えの方や、今まで気にしなかった方、是非参考にしてみてください。